【コラム・ネタ・お知らせ】 GA文庫を売ってない書店さんがあってもいい、というお話 - アキバBlog毎回のこのコラムは、知っているようで実はよく理解していないことを教えてくれるコーナーなので大好きです。
GA文庫の特約店は、全国で約2000店であり、最大手レーベル(1500~1300店)に比べると多くなっていると書かれています。
この場合の最大手は当然ながら電撃文庫ですが、特約店の数がGA文庫のほうが多いのは、電撃文庫が絞っているためということだそうです。特約店になるための売上げラインが決まっていて、それを超えた店が特約店になるということですね。
特約店になると一つとして新刊が入ってきやすくなる。その特約店になるために前述した売上げが電撃文庫の場合は関わってくるということです。GA文庫は、なりたいと言えばなれるそうなのでGA文庫のほうが多くなっています。
特約店を増やすことは販路拡大に繋がりますが、それだけ部数が必要になります。そして、売れなければ当然ながら返品されるわけであり、その結果売上げとのバランスを考えた時、マイナスになることも考えられます。
販路拡大がマイナスになる可能性もあるので、人気作品だけでいいので置いてほしいという考え方も妥当なのでしょう。
ということで、GA文庫を置いていない店があっても問題ないということが語られています。
その他データ
当社の特約店2000店のわずか10%、上位200店でGA文庫の販売シェアの40%を占めます。傾向としては、ネット書店、アニメ・コミック専門店、コミックの販売力が高い各地域の書店、都市部大型書店が多いですね。
とらのあな、紀伊国屋、アニメイトなどetc.
0 件のコメント:
コメントを投稿