「ライトノベル」と「少女小説」の違い 小説作法関連
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chiiさんからの質問
「ライトノベル」と「少女小説」の違い
こんにちは、chiiと申します。
以前から気になっていたのですが、いわゆる「ライトノベル」と呼ばれるジャンルと、
コバルトなどに代表される「少女小説」と呼ばれるジャンルとはどのような違いがあるのでしょうか?
主人公の女の子の周りに格好よい男性がたくさんいたり、
BLが多くがあることなど、ある程度違いはつかんでいるつもりなのですが、
そうした表面的な特徴なら、ライトノベルの中にもあります。
最近は、女の子が主人公の小説も多いですしね。
こうしたわかりやすい違いから、何となくこんな気がするといった感性で感じる違いまで、
何でも構いませんので、みなさんのご意見をお聞かせください。
小学館の新人賞のブログに書いてあった、
ラノベ部門と少女小説部門の違いを読んで頭がこんがらがってきたのです……
Y氏さんの意見
これはほとんど意識しなくてもいいんじゃないでしょうか。
たとえば最近は純文学と中間系文学、エンターテイメント文学の幅が広くなりすぎて、
新人・文学賞の受賞の幅がかなり広くになってきている、という話も聞いたことがありますし。
しいて言えば、少女小説、いわゆるBLという奴とライトノベルとの線引きは、
『男×男があるか』という一点に集約できると思います。
たとえば具体例を挙げていくならば下記のようなものになるでしょう。
主人公(女)が美少年のなかに紅一点という、
とても素敵な状況に置かれている某『彩雲国物語』のような小説は、
物凄く緻密なプロット、世界観を持っています。
『男×男』さえなければ普通に中華風ファンタジーとして売り出せるでしょうが、アウトです。
主人公の旦那がそういう嗜好さえ持っていなければと思うと、悔しくて夜も眠れませんね。
そもそも女に見えるキャラも全員が男でしたという、
驚愕の真実が見え隠れする某好きなものは好きだからしょうがない!!
のような話は、かなり不健全極まりない展開とストーリーを見せるので、
ライトノベルの枠組みとしては一発退場モノです。
これもやはり一度読めばあまりの○○さに夜も眠れなくなりますね。
いやいやもうこれBLなのか、というような感じにいたって健全(?)にファンタジーをやっている
某『今日からマのつく自由業』のような物語が、ライトノベルとして売り出せる限界地点でしょう。
そういう描写があるにはありますが、
主人公(男)が美少年(男)の許婚になるという程度の話なのでオールグリーンです。
主人公がトイレにぶん流されるという、人間の尊厳さえ問われかねない衝撃の展開には、
夜も眠れなくなりますが、とても面白い作品なので興味があれば一読してみるのもよいでしょう。
この回答があんまりにもひどすぎるということで話題になってのTwitterまとめでの指摘。
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