夜思比売の栞 ベストセラー・ライトノベルのしくみ 飯田一
十代のオタク男子の娯楽的なニーズに応えるものとしての、「作品」というよりは「商品」としてのラノベ分析の本。関連
とても明快で、目から鱗的な感じだった。
売れる要因を「楽しい」「ネタになる」「刺さる」「差別化要因」の四つから分析していくもので、
「楽しい」は喜劇的要素やストーリーのドラマティックな部分、「刺さる」は感動したり切なかったりと感情を揺さぶる部分、「ネタになる」はオンライン/オフライン問わず話すネタになること、であり、「差別化要因」が作品の個性みたいなものだろうか。
[書評] ベストセラー・ライトノベルのしくみ - 純情アグレッシブ!
ラノベを徹底的に分析するための着眼点「オタクの4大ニーズ」とは? - 本が好き! Book ニュース
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