ラノベ文庫|TOP|講談社コミックプラス
生徒会探偵キリカ[仮]1
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ
アウトブレイク・カンパニー ~萌える侵略者~1
セクシュアル・ハンター・ライオット[仮]
進撃の巨人 Befor the fall
パラダイスレジデンス1
おジャ魔女どれみ16
新人賞大賞受賞作
8作品。人気作家を起用して手堅く攻めてきたなという印象。8作という作品数は、出だしは多いに越したことはないので好判断だ。しかしこの先どのようなスケジュールで作品を出していくか道筋は見えないのが不安だ。進撃の巨人のノベライズを入れたのはさすがの判断だ。あれだけ売れている作品なので注目度が高い。漫画と一緒に仕入れる本屋も多いのではないかな。
タイトルが仮とはいえカタカナが多すぎて内容をイメージしづらい。これはやめたほうがいいと思う。カタカナが多すぎると埋没しがちだ。
各作品に対する反響なんかは主ラノでたぶん扱ってくれるんじゃない。
大賞受賞作は、
魔法使いなら味噌を喰え! 澄守彩
デッドエンドラプソディ 草薙絡
魔王女交友録 やますゆきたか
純潔戦記ドウテイオー vs.SE-X ファニー・ベル
この素晴らしく不幸で幸せな世界と僕と! 水樹尋
から選ばれる。さあ、どれになるのか。一番上はネタに走って受賞しても売れなさそう。おそらく『この素晴らしく不幸で幸せな世界と僕と!』あたりだろうか。どちらにせよタイトルは変更されるに違いない。
そもそもなんでライトノベルレーベルを講談社が作ったのか。まず僕の意見。
ラノベはメディアミックスと絡めることで儲かる。グッズもそうだし、アニメ、漫画などといったメディアミックスも行うことでそれが実現されるわけだ。しかし、講談社はラノベ専用レーベルを出版業界最大手でありながら持っていない。そこで作った。星海社、講談社BOXとは狙いどころが違うのでそちらは使えない。講談社BOXなどは、一般層への浸透を図ることが目的なので今の反一般向けの萌えラノベには相反する。それで作ってみたという考え。
mizunotoriさんはこれの他に、講談社BOXを始めとするファウスト系から離れるためという考えを出した。 内部の争いによる結果生まれたレーベルではないかという見方だ。それもありうると僕も思う。
これらを踏まえると、新人賞を作り更に実績のある作家を連れてきたのだから本気だろう。ならば近い将来、ガガガとGA文庫を合わせたぐらいの棚を獲得するに違いない。。